2017年06月04日

「生産管理システム構築のすべて」の中国語版が発売されます

北村友博の著書「生産管理システム構築のすべて」は,2010年2月に日本実業出版社から発売されました。
実務書としては高額(2,840円・税別)ですが,現在,第8刷を数え,生産管理分野ではトップクラスの販売を維持しています(Amazon)。
この度,人民東方出版伝媒有限公司から,中国語への翻訳の申し込みが寄せられました。
中国本土で販売するそうですが,翻訳権の印税はなんだかんだと引き算され,手元には少額しか入ってこないようです。
中国に進出された製造業様のお話しでは,「生産管理の概念が全くない」とのことで,それが事実に近いなら,多少はお役に立てるのではないかと思います。
それにしても,お互い隣国ですから,もう少し仲良くなりたいものですね。

このメールは===================================================
<経営の視点でビジネスと生産をリードするコンサルタント集団>
ビジネスコンサルティング・企業研修・ソフトウェア開発・販売
〒550-0013大阪市西区新町1丁目3番12号四ツ橋セントラルビル5階
PCG ピークコンサルティンググループ株式会社
Tel.06-6534-1990 Fax.06-6534-1992
技術士・ITコーディネータ・特種情報処理技術者 北 村 友 博
=============================================が発信しました。



タグ:生産管理
posted by 北村 at 17:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2015年02月26日

Excelのビジネス利用における課題と対策 (4)

Excelをシステムとして使える“Auto.exl”

「Excelのビジネス利用における課題と対策」と題して,3回にわたってExcelを業務で利用する際の問題点を指摘してきました。しかしスプレッドシートでは圧倒的な装備率のExcelです。何とか課題をクリアして,Excelが持つパワーをビジネスに活用したいものです。

1. Excelの強みと弱みを分析する
 Excelの「強み」は豊富なデータ処理能力にあります。四則演算に加えて,予め準備された様々な関数が,殆どの演算処理を自動的におこないます。しかし処理手続きには人の操作を必要とします。これがExcelの「弱み」と言えるかも知れません。しかしOFFICEの考え方では,プログラムに相当する処理手続きを自動化したいなら,ACCESSを使えということなのでしょう。

 前回まで述べてきたExcelの,さまざまな問題点に共通することは,「同じ処理を繰り返しおこなう」こと,つまり定例処理が根っ子にあったことです。本来はACCESSを使うべきところを,ホームグラウンドのExcelで,無理矢理おこなってきたつけと言えるかもしれません。

2.  処理手続きは8種に集約できる
 一方,データを読み込みから帳票の出力まで,処理手続きについても分析しました。その結果,データの抽出,複数データの併合,並び替え,編集,データ集計,別データとの照合,データ更新,作表,この8つの処理に集約できました。それ以外の処理手続きはありませんでした。
 それぞれの処理手続きは定式化できます。例えば「照合」の手続きは,「キーとなる項目が合致するデータを検索して読取り必要なデータを転写する」です。キーとなる項目や転写するデータ項目は,照合の「仕様」として「仕様書シート」に記載します。

3. 業務システム生成ツール“Auto.exl”の開発
 8つの処理手続きをすべて定式化して,それぞれをVBAでプログラム化しました。それまで行ってきた処理手続きに従って,あたかもLEGOを組立てるように,システムを組立てていくことができます。
 データベースは,もちろんExcelそのものです。Book⇒Sheet⇒Cellと階層化されたデータ保持のしくみは,大規模でさえなければデータベースとして十分利用できます。

4. リアルタイム処理vsバッチ処理vsオンタイム処理
 業務は一定の「区切り」で同じ処理を行うことが必要です。受注・発注・仕入・在庫・販売・決済・粗利・・・人の動きやモノの動きのタイム・フレームは個々に発生するため,情報を一定の間隔やタイミングで同期化することが必要です。これはリアルタイム処理ではありません。タイミングを計って行うオンタイム処理といえます。オンタイムでなければ業務間で「会話」ができないからです。それぞれの業務の時間軸を整合化することが必要です。業務情報をダラダラと渡されても,後続する業務で処理ができません。それぞれの都合に合わせた情報伝達が必要であり,そのタイミングで最新の情報を処理する事がポイントではないでしょうか。
タグ:Excel
posted by 北村 at 17:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

Excelのビジネス利用における課題と対策(3)

ビジネスで利用する場合のExcelの致命的欠陥

1. Excel利用の危機
 業務遂行に不可欠で最も身近なソフトウェアがExcelです。しかし管理せずに放置した結果,マクロやプログラムが組込まれたExcelシートが量産され,ブラックボックス化,仕事の属人化を招いています。「計算が違っていても原因が分からない」「システムとして維持できない」,このような誤ったExcel利用のために,企業の隠れたリスクとなってトップの不安をかき立て始めています。
 現場主導の部分最適化として作成・利用されてきたExcelですが,各部門がそのExcelを維持していくことが難しくなっています。また,内部統制や情報漏洩に係わるセキュリティからも,継続利用が危ぶまれています。

2. Excelリスクの4現象
 Excelリスクとは,業務部門の担当者がExcelで独自におこなっている情報処理をいいます。これが4つの問題に直面しています。
@ Excelブラックボックス化,
A Excel部分最適化,
B Excel引継ぎ不能化,
C Excel管理不在です。

(1)Excelブラックボックス化
 現場で各人が勝手に作成した,マクロを含んだExcelシートが,異動や退職などによって,作成者不明になっていることです。作成者がいても,積み重ねた変更と不備なドキュメントで,誰が,どこを,どのように変更したのか,分からなくなっています。

(2) Excel部分最適化
 各部署がその場その場で自分たちにとって最適と思う,業務の仕組みをExcelで作り上げ,それが全社の標準化からは弊害となっています。

(3) Excel引継ぎ不能化
 各部署に「Excelの達人」と言える人が1人はいて,その人がマクロをゴリゴリ書いて,部門のExcel利用を進めてきました。このようなExcelの達人の多くは,40代前後にExcelに出会って,その威力に感動してのめり込んだ人達です。彼らも現在60歳近くになって,後継者が必要な時期に入りました。しかし引き継いでくれる後継者が見つかりません。20〜30代の社員は総じてExcelに特段の思い入れがないからです。Excelの達人などダサいと思っています。Excelは当たり前の“文具品”だからです。

(4) Excelシートは管理不在
 大抵の場合「Excelのバージョン」はシステム部門が厳しく管理していますが,「Excelシート」は全く管理していません。総務部門がせいぜい「Excelシートを印刷したもの」について,「社内文書規程」などで管理するケースが大半です。Excelシートのフォーマットや仕様書を,きちんと管理している企業はほとんどありません。

 そして最大の問題は,フォーマットもバラバラで,システム部門も管理していないExcelシートが,「ERPなどの基幹システムと連携して使うツール」だということです。システム部門が管理するERPに,システム部門がまったく管理していないExcelシートを連携させて使う,アンバランスな体制の企業が多いのです。このアンバランスがシステム運用の最大の「落とし穴」です。
タグ:Excel
posted by 北村 at 15:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2014年07月30日

Excel ビジネス利用における課題と対策 (2) 超絶技巧Excelマンの登場

Excel ビジネス利用における課題と対策 (2)

あらゆるビジネスシーンで威力を発揮するExcelですが,その反面,Excelマクロや関数,VBAを駆使するケースが増え,企業の各部門にExcelの専門家が誕生するようになりました。前回は「超絶技巧Excelマンの登場」と題して,その結果,困った事態に陥るケースをご紹介しました。

今回のテーマは,
(2) 言うは易く行うは難し「スプレッドシート統制」です。
 静かな話題になっている「スプレッドシート統制」(以下,指針という)について,考えてみます。
皆さんは「スプレッドシート統制」をお聞きになったことがありますか,また,その内容についてご承知でしょうか。北村は非常に重要と思っています。ビジネスでは,ほとんどの場合Excelを使用しますから,「スプレッドシート統制」は「Excel統制」と,読み替えて差支えありません。この指針の正式タイトル名は「企業の経理財務業務におけるスプレッドシート管理指針」,副題として(スプレッドシート利用のための規定と管理モデル)と謳っています。
まとめたのは,エヌ・ティ・ティ・ビジネスアソシエ株式会社,新日本監査法人,マイクロソフト株式会社,日本CFO協会です。つまりJ-SOX法の考え方に基づいて,企業の内部統制の視点から Excel利用を,これまでのように野放図に放置してはおけない,管理が必要としたものです。その要点を纏めてみます。

指針を発行した目的
 企業の経理財務業務で使用されるExcelに対して,正確性と信頼性を確保することが目的です。つまり,経理および財務報告の業務ツールとして,多くの企業でExcelが利用されていますが,このExcelも内部統制の対象となるのです。しかし多くの企業では,Excelの利用実態を把握・管理しきれていない。そのためExcel利用による,経理財務上のリスクを低減するため,全社的にExcelの利用ルールを整備・徹底することが必要,このガイドラインは,そのように主張しています。

そして,指針の対象
 対象となるExcel利用については,金額的重要性と機能的複雑性の両面から,経理財務上の影響度を評価して,どちらか一方でも大きいと判断した場合は,統制の対象にすべきといっています。この意味は分かるし,また反論しようとも思いませんが,全てのExcelを整理して分類できるか,現実問題として疑問が残ります。

また,Excelのリスクとは
 経理財務業務で使用されるExcelには,誤謬や不正が原因となって,数値や情報を歪めるリスクがあります。しかも,通常のコンピュータシステムと,同等のITリスクが存在し得ます。つまり,システムの開発と運用・変更が正しく管理され得ないこと,およびプログラムとデータが正しく管理されないことです。経理財務業務では,こうしたExcelに纏わるリスクをコントロールしない限り,Excelの正確性や信頼性を担保できないと言い切っています。

そして,Excel管理ルールの制定
 「指針」では以下の7項からなるExcel利用規定を定めています。
・入力管理規定
 入力データについては,正確性,網羅性(漏れがないこと),実在性(元データの存在)を,第三者によって確認されていること。
・出力管理規定
 出力結果については,第三者によってExcel結果が検算されていること。
・設計変更管理規定
 Excelの新規作成および変更が,正しく申請・承認されており,テスト,変更の履歴が保持されていること。
・アクセス管理規定
 正当な権限を持つ者だけがそのExcelを使用できること,またはパスワードが設定されていること,正しいバージョンが使用されていること。
・バックアップ管理規定
 定期的にExcelのバックアップが行われ,短時間で復元できる仕組みが整備されていること。
・関連文書管理規定
 Excel設計,操作に関する情報が保持されていること。また,これらの個別規定が正しく運用されるために,全体規定を定める。
・管理証跡保持規定
 各利用規定で確認された事項は、文書または電子的に証跡として保持されていることを確認する。

 さて,皆さんの会社では,この指針に準拠したExcel運用ルールの作成と,それを遵守ができるでしょうか。
北村は,まさに「言うは易し,行うは難し」の典型と思います。ルールというものは,それを守れる仕組みが重要ではないでしょうか。

 次回は,Excelのビジネス利用における課題と対策 (3)
「ビジネスで利用する場合のExcelの致命的欠陥」について,お話しします。ご期待ください。

この文書は===================================================
<経営の視点から技術と製造をリードするITコンサルタント集団>
ITビジネスコンサルティング・従業員研修・ソフトウェア開発販売
〒550-0013大阪市西区新町1丁目3番12号四ツ橋セントラルビル5階
PCG ピークコンサルティンググループ株式会社
Tel.06-6534-1990 Fax.06-6534-1992
技術士・ITコーディネータ・特種情報処理技術者 北 村 友 博
================================================が作成しました
タグ:Excel
posted by 北村 at 13:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2014年07月17日

Excelのビジネス利用における課題と対策 ? 超絶技巧Excelマンの登場

オフィスや工場で氾濫するExcelの利用の状態を見て,「このままでよいのか」「資料は正しいのだろうか」「実際に事務の生産性が上がっているのだろうか」など,そこはかとない不安を感じている,部門長や管理職の方々が多いと思います。
そこでExcelのビジネス利用について,以下の5回のシリーズでPCGコンサルタントの,意見と対策を述べていきます。ご期待ください。

(1) 超絶技巧Excelマンの登場
(2) 言うは易く行うは難し「スプレッドシート統制」
(3) ビジネスで利用する場合のExcelの致命的欠陥
(4) Excelをシステムとして使う“Auto.exl”
(5) “Auto.exl”で何ができるか

Excelのビジネス利用(1)
「超絶技巧Excelマンの登場」

21世紀に入ってから,システムベンダーの敵はExcelと,いっても過言ではありません。それまではベンダーに発注されていた,小規模システムや臨時的な作表業務が,Excelに置き換えられた結果,激減したからです。

今や,Excel操作については,システム部門のSEやプロも顔負けの「超絶技巧Excelマン」が,各組織に1人は必ず存在します。彼らは頼りがいのある「Excelマン」として,次々と依頼される案件を,裏技を駆使したExcelで量産し続けています。そして徐々に日常業務からは縁遠くなっていきます。そうです,約40年前にレガシーコンピュータが,企業に導入されたときと同じ風景が,また部門内で始まっているのです。

40年前と大きく違う点があります。「超絶技巧Excelマン」達は,正規のソフトウェアやシステム教育を受けておらず,また,部門のシステムアドミニストレータ(システム管理者)と位置付けられることも少ない。単にExcelに堪能,コンピュータを知っている,という理由で重宝されているだけです。勿論,業務分掌に記載されていない業務ですから,人事異動も普通にあります。そして部門から去っていった。

さあ,困るのは残った人達です。引継ぎは型通り行っていても,超絶技巧のExcelですから,さっぱり判りません。取りあえず判らないまま,データ入力しておこう,多分,ちゃんと処理されるはずだ,ということで,そのExcel処理はBlack Box化することになります。

内部統制の強化で透明化が叫ばれる企業実務に,Black Boxがあってよいものでしょうか。

このメールは===================================================
<経営の視点から技術と製造をリードするITコンサルタント集団>
ITビジネスコンサルティング・従業員研修・ソフトウェア開発販売
〒550-0013大阪市西区新町1丁目3番12号四ツ橋セントラルビル5階
PCG ピークコンサルティンググループ株式会社
Tel.06-6534-1990 Fax.06-6534-1992
技術士・ITコーディネータ・特種情報処理技術者 北 村 友 博
================================================が発信しました。
タグ:Excel
posted by 北村 at 10:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2012年02月21日

「Excelだけの生産管理システム」セミナー(大阪)は大好評でした。

2月11日(土)、第2回プロコンサルタント実務セミナーとして、「Excelだけの生産管理システム」セミナー(大阪)を開催しました。
今回のセミナー開催に、共催・後援いただいた諸団体の皆様に、厚く御礼申し上げます。
会場の関係で、参加者数を28名で閉め切ったのが残念でしたが、参加者の反応は大好評で、生産管理ソフト"PDCA"も高い評価を受けました。

このセミナーでご紹介した生産管理ソフト"PDCA"は、プロコンサルタントのソリューション・ツールとして、小規模製造業の生産管理に具体的なソリューションを提供できるため、今回、複数の参加者からアライアンスの申し込みがありました。

また東京地区での開催要望が複数件ありましたので、5月18日(金)に、東京・神谷町の日本技術士会の茸手第二ビル会議室(60名収容)で、再度、Excelだけの生産管理システム」セミナーを開催する予定です。
関東在住のプロコンサルタントの皆様の、積極的なご参加を宜しくお願い申し上げます。
posted by 北村 at 12:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2011年12月13日

超・低価格 生産管理システム"PDCA"を開発・発売を開始しました。

【ご案内】
弊社では【超・低価格生産管理システム"PDCA"】を開発、発売を開始いたしました。

【"PDCA"の特徴】
(1) 従業員50名以下の中小規模製造業を対象に開発しています。(それ以上の企業では利用が難しい場合があります)
(2) 受注〜生産計画〜所要量計算〜工程展開〜負荷調整〜生産実績〜購買〜在庫〜出荷、生産管理全般をカバーします。
(3) 3日間の業務指導とカスタマイズ指導を含めて、全国一律価格〔95万円・税別〕の超・低価格です。
(4) EXCELをベースとするため高度なIT知識が無くても簡単に導入・活用できます。

ご興味を持って頂ければ、以下の項目にご記入の上、本メールの返信で以下のメルアドまでお願い致します。
Kitamura@peak-cg.com

======================================================

◇ 貴社名 〔 〕
◇ ご芳名 〔 〕
◇ 所在地 〔 〕
◇ ご連絡先 〔 〕
◇ 詳細説明が必要の場合 〔希望日程 年 月 日( ) 時〜 時〕
◇ 生産管理システムや、"PDCA"に関するご意見があれば以下にお願いします。
〔                         〕

======================================================
posted by 北村 at 09:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2009年02月03日

我が国製造業の設備能力について

国内需要の落込みだけでなく、欧米の不況に円高の影響が加わって、外需も大きく落ち込んでいます。
鉱工業生産指数(速報)から、昨12月〜本年1月、2月の生産量は、昨年比▲20%を上回る落込みとなる見通しです。
このため日を追うごとに、我が国製造業の設備能力は過剰感を増しています。
一年前に比べて、各産業の最近の受注や生産が、大幅に下落しているのは一目瞭然です。

来期、鉄鋼業界は約30%、石油製品・石油化学は約20%余り、自動車業界では30%程度の、過剰設備が出ると予想されています。
バブル崩壊後の「失われた10年」に、日本の産業界には「設備」、「雇用」、「負債」の「三つの過剰」が生じました。
各企業は、必死に設備廃棄、人員削減、負債圧縮、に取り組み、2003年以降の景気拡大期に、ようやく業績を改善し、競争力を回復したところでした。
バブル時代から20年後の現在、再び、この三つの問題に直面しています。
いかに設備を有効利用するか、如何に従業員をスキルアップするか、如何に財務体質を強化するか、この三点が各製造業にとっての喫緊の主要課題です。
「三人寄れば文殊の知恵」ならば「十人寄れば釈迦の知恵」です。
各企業の全員が「知恵」を振り絞って、この難局に立ち向かうことが必要です。
PCGでは『不況対応コンサル』を準備しました。
コンサル・ワクチンで、あなたの会社に「不況免疫力」をつけませんか。
posted by 北村 at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2009年02月01日

この不況は考えるよりも深く長期におよぶ

今回の景気落込みは、米国金融ショック⇒米国自動車産業への波及⇒世界的自動車不況と言うような、単眼的な見方では、説明できない。
我々の分析と予測では、2009年度の我が国のGDPは、少なくとも3〜5%の落込みとなる。
我が国のファンダメンタルが大きく変化しつつあるので、従来のような過去数字に基づく計量経済モデルの予測手法は、意味を持たない。そこでデルファイメソッドや他の予測手法を使って予測した。
それによると、近いうちに世界の資源産業や川上産業、次に消費財、流通販売業、など、全産業に波及してくると予測できる。
落込みの最大の要因は、「世界的なエコ意識の高まり」と「我が国の高齢化・人口減少問題」である。
特に前者は新しい産業を創出するが、従来産業へのマイナス要因のほうが大きく、差し引き日本のGDPを、▲3.5%程度、押し下げると思われる。これによって、まずエネルギー産業、資源産業、環境高負荷産業が大きく落ち込み、続いて生活不安と「もったいない思想」の高まりで、日常買い回り商品が落ち込む(最大10〜20%)と思われる。
後者は、若年層の失業率の高まりで支出が大きく落込むため、人口減少率以上の消費減退を招くことになりそうだ。
この状況は、麻生首相が根拠も無く言っている、2〜3年と言うものではなく、10年以上続くと考えたほうが良いだろう。
posted by 北村 at 13:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2007年12月05日

東京本社設立

PCGでは、大阪に引き続き東京にも会社を設立致しました。

〒106−0041
東京都千代田区神田須田町2−9−1
ウィンクビル5階
Tel:03−3258−6661

お近くにお越しの際には、是非お寄り下さい。

引き続き日本全国の顧客のニーズにお応えして参ります。

posted by 北村 at 17:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2007年05月31日

メタボリックシンドローム対策について

増大し続ける医療費の適正化を目指す医療制度改革関連法が平成18(2006)年6月、成立しました。厚生労働省は糖尿病を始めとする生活習慣病の予防に重点を置くため、メタボリックシンドロームの概念を導入するとともに、平成20(2008)年度より、40〜74歳の被保険者と被扶養者を対象とした「特定健診・特定保健指導」を医療保険者に義務付けることとしました。

政策目標として平成27(2015)年までに生活習慣病の予備群25%減少させることを掲げ、健診・保健指導の実施による達成度合いにより後期高齢者医療制度支援金の加・減算措置が10%の範囲で行われることになります。

数字としてのアウトカムが求められる制度の導入により、保険者は新たに対策を立てなければなりません。その準備として、アウトソーシング先の確保やデータ管理など、結果が出せる健診・保健指導を行うための対策を考えています。
posted by 北村 at 15:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2007年05月02日

平成19年度(社)日本技術士会理事選挙に立候補しました。

多数の日本技術士会会員からご支持を頂き再び立候補を決意致しました。

前期は副会長、並びに「技術士ビジョン21」を実現するための一環として、会員拡大・技術士活性化推進特別委員長を仰せつかりました。そして2年間、未加入技術士を掘り起こして組織率を高め、より魅力ある日本技術士会とするため、全力を尽くして参りました。しかし、残念ながらやり残した施策も数多く、その成果も充分とは申せません。まだ時間が必要です。

理事の本来の役割の基本を励行します。

即ち、会員の意見を取りまとめ、本部運営に反映させるよう努力します。また、本部の施策を会員技術士の皆様にタイムリーに伝達致します。

その「仕組み」を創ること、私はこれが技術士の団結と技術士会組織を強化する基本だと考えます。

そして、技術士の皆様一人ひとりの力を結集して、本部・支部の活動をより一層活性化し、「技術士」のブランド力を高める努力が必要です。

私が敬愛するJ.F.ケネディの大統領就任演説の一節を、技術士に置き換えてみましょう。
『技術士諸君、技術士会が貴方のために何をしてくれるかではなく、貴方が技術士会のために何ができるかを問おうではないか』となります。

私が主張したい技術士及び日本技術士会の精神は、このフレーズに集約されています。


会員の皆さん、技術士プロフェッション宣言にあるように、技術士一人ひとりが内外に向けて発言し、行動していこうではありませんか。



【 5つの約束・11の実行】 これらを実現するため以下の施策を推進します。

実現すべき重点課題
主な実行計画 ( Must Do )

技術士を増やします
@ JABEE修了者の技術士受験を促進します

A 二次試験合格率の部門間平準化を図ります

強く大きい技術士会にします
B 会員数15千人・組織率30%(3千人増)を目指します

技術士と技術士会を活性化します
C 本部・支部・部会の役割と責任を明確化します

D 各部門技術士のさらなる活用を行政と企業に訴えます

E 企業内技術士の技術士活動を支援します

F CPD活動を推進し技術士の技術力向上を図ります

技術士のブランド力を向上します
G 「技術士」のブランド・オペレーションを推進します

H マスメディア戦略を体系的に実施します

I 外向き(企業向け)の技術雑誌を刊行・頒布します

会員の地域間格差を是正します
J TV会議システム,Web,グループウェアの活用により、会員間の情報共有化を推進し、本部の一極集中を打破します



posted by 北村 at 13:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2007年04月16日

技術管理者の「名義借り」報道に思う(2007.4.17)

3月9日付の「琉球新報」で、沖縄県の約3分の1の建設コンサルタント会社が「技術管理者」を常勤させていないことから、内閣府の沖縄総合事務局が実態把握にむけて調査を開始した、との報道がありました。

国土交通大臣の登録を受けて建設コンサルタント業を営む場合は、常勤の「技術管理者」を置かなければならないことになっています。常勤でない技術士を登録していれば、その技術士は「名義貸し」をしていることになりルール違反は明白で、報道が事実なら、技術士全体に対して社会の信頼を著しく損なうことになります。

日本技術士会が本年1月に公表した「技術士プロフェッション宣言」では、技術士はプロフェッションとして厳格な職業倫理を持って社会貢献することを宣言しています。

技術士は、技術者倫理に関して率先して厳に身を律していくべきであり、また日本技術士会は、登録技術士全員に対して実態調査を行い、技術士法と日本技術士会規約に則って、技術者倫理の観点から厳正に対処していくべきと考えます。


posted by 北村 at 11:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記